7月12日 火曜日の診察時間です。心臓病・腎臓病でお悩みの方、一度お話しだけでも来てください。静岡市清水区の動物病院、みなとまちアニマルクリニックです。
こんばんは。大山です。
7月12日 火曜日の診察時間です。
午前中は 9時 30分 から 12時 まで
午後は 17時 から 20時 まで(受付は診察終了30分前まで)となります。
よろしくお願いいたします。
30歳を越えたあたりから
人生のあり方、人生の意味みたいなものを考える機会というものがすごく増えました。
自分自身は何のために生きているのだろう?
自分の人生の最終目標は何なのだろう?と
そんな感じの問答を繰り返すわけです。
人間は誰かから必要とされないと生きていくのが難しいと僕は考えておりまして
できれば誰かにとって特別な存在でありつづけられるような人間でいたいと思っています。
仕事においても、誰かに取って代わられるような存在でいることには耐えられなくて
どこかで何か特別なことができる仕事人でありたいと考えてしまいます。
まあ、自分より優れている人なんて世の中にはごまんといるわけでして
その中の頂点に立とうとかそういう調子乗ったことを言っているのではなくて
今の仕事でいうのであれば
『この動物病院でないと私は絶対ダメなんです』とか
『この動物病院には何時間かけてでも来る価値がありますし、何時間でも待つ価値があります』とか
言ってくださる人を増やすのが僕の理想です。
いや、待ち時間が長いのは改善しろよって思いますし
充分に調子乗ったことを言っているとは自覚していますが
せっかく同じ小動物臨床の獣医師として仕事をするのであれば、そういう動物病院を僕は作りたいのです。
じゃあ、そのために何をするべきか?
もちろん学術的な知識や技術を向上させることは当然の義務だと思います。
医療が発展しているのに、病院で行う内容が発展しないのはおかしな話ですもんね。
その点は他の動物病院さんも当たり前に行われているものとして
他に何が必要か?となった時に
僕は、相手の話をしっかりきちんと聴くこと、かなあと思っています。
言葉で表現している部分、言葉に現れていない部分、表情、仕草などなど
相手が発している所作から感じ取ることのできる
相手が本当に伝えたいメッセージというものをきちんと理解すること
それが一番大切なことなのかなと、思っています。
僕が以前勤めていた病院で院長から教わったのは
同じ病気で同じ治療にすることになったとしても
説明の仕方は、相手によって全然違うということです。
当然と言えば当然なのですが、そのご家族によって性格は全然違います。
医療に対して積極的な方もいらっしゃれば、極力医療的介入はしたくない方もいらっしゃいます。
説明時に専門用語を避けるべきではあるかもしれませんが
敢えて専門用語で話す方が伝わりやすく、話が早い方もいらっしゃいます。
そこを通り一辺倒な対応で行うと
相手の伝えたいことをきちんと汲み取ることは難しくなるんじゃないかと思っております。
僕は昔から人見知りが激しくて
社交性もほとんどないような人間ではありますが
幸いにも相手の気持ちを汲み取る能力にはそれなりに自信がある方だと思っています。
客観的な指標があるわけではないので
ただただ調子乗っているだけに聞こえるかもしれませんが
自分の中ではそう思っているので、お許しください。
というわけでなので(?)
当院は、医療的な技術・知識面はもちろんですが
患者様・動物たちとの対話をきちんと行えるようにしたいと考えています。
『相手の話を聴く』
と文字にして書くと、ただそれだけなように思いますが
しっかりとした傾聴というものは、人によって差が出る箇所かなと思います。
何か病気のことでお悩みの方は
話だけでもいいので、ぜひ一度当院まで来てみてください。
話が長くなっちゃうかもしれませんし、結果的に解決策を見いだせるかどうかはわかりませんが
しっかりとお話しさせていただきます。
それでは、今日はこのへんで失礼いたします。