3月5日土曜日の診察時間です。全身麻酔について考えてみましょう。静岡市清水区の動物病院、みなとまちアニマルクリニックです。
こんばんは。大山です。
3月5日 土曜日の診察時間です。
午前中 9時30分 から 12時 まで(受付は診察終了30分前まで)となります。
よろしくお願いいたします。
本日のインスタグラムにも挙げましたが
当院が所属している獣医麻酔・集中治療のコミュニティであるVESで
新たな取り組みが始まりました。
昨日、代表の石塚先生と少し連絡を取らせていただき
VESのインスタグラムの内容を当院の患者様にも紹介させて欲しい、という旨のお願いをしたところ
快くOKを出してくださったので、今日のインスタグラムに早速アップした次第です。
世間の人の、動物の全身麻酔に対する考え方・意識を変えること、を目標に取り組まれているとのことでしたので
少しでもそれに貢献できたら嬉しいなと思っております。
ご興味のある方はぜひVESのインスタグラムをご覧になってください↓
https://www.instagram.com/v_e_s.2020/
そして、もし周りに全身麻酔に対して不安を抱えてらっしゃるご友人の方がいらっしゃいましたら
ぜひVESのこと、動物の専従麻酔科医が日本にはいるんだよ、ということを伝えていただければと思います。
結果的に不安がゼロになるかはわかりませんが
全身麻酔下での手術や処置がその子にとって必要なことなのであれば
その子の命を救うことに繋がるかもしれません。
無闇矢鱈に不安を煽ること、その結果として適切な医療が受けられなくなること
それ自体は僕は罪深いものだと思っております。
ですが、その不安を作り出した原因を辿れば
少なからず動物病院側に責任があるのであろうことは想像に難くありません。
動物病院・獣医師が作り出した麻酔への漠然とした不安を取り除けるのは、同じく獣医師しかいないと僕は思います。
何が不安なのか?何が怖いのか?
何で全身麻酔に対する漠然とした負のイメージがあるのか?
原因は人それぞれだとは思いますが
VESのインスタグラムの内容がその一つの解決策になるかもしれません。
よろしければ、どうぞ。
ですが、昨日もブログで書きましたが
世の中の考え方を変えるのはおそらく並大抵のことではないのだろうと思います。
長い年月をかけて構築されてきた不安・不信感という名の牙城を切り崩していくことは
そう簡単なことではありません。
じゃあ、簡単じゃないから、困難が予想されるから、挑戦しないんですか?
それは違うでしょう。
彼らはきっとやってのけると思います。(目上の先生に対して失礼な言動お許しください。)
日本の動物病院で手術をする時は
たとえそれが去勢手術だろうと避妊手術だろうと
麻酔科医がどんな手術にもつくのは当たり前でしょ、という時代を作り上げてくれると僕は信じています。
『不可能と思えるようなことを可能にしようとする姿勢』
VESのそういうところを僕は応援しています。
どうせ一緒に仕事をするならカッコイイことに挑戦している人達と仕事をしたいですもんね。
もちろん、麻酔・集中治療のみならず
幅広い知識や技術についてVESの中で学ばせていただいていることはたくさんあります。
これからも応援し続けますし、多くのことを教えていただくつもりです。
そうやって少しずつでもいいから、世の中の風潮を変えていけたら素敵だなと思いますし
10年後、後ろを振り返った時に自分たちが歩んできた道のりに対して感慨深いものを感じ取れれば最高だと思います。
お前は何を偉そうなことを言ってんだ、って感じですが
確かにまだまだそんなことを言えるような立場でもないのかもしれません。
が、未来を語るのも僕の仕事の一つです。
同じ船に乗っている皆んなに未来の航路を指し示さないといけません。不快に感じられた方はごめんなさい。
明日は奈良から一人の先生が当院を訪れることになっています。
当院の未来の仲間になってくれる存在かもしれません。
というより、仲間になって欲しい存在です笑
本当は、嘘を色々と並べてでも、無理やりにでも引き抜くべきなのかもしれませんが
そこまで悪魔になりきれないのが僕の弱いところです。
ただただ望月と二人で正直に彼と話をして
静岡市の動物医療のために人生を捧げてもらえないかというお願いをしようと思います。(充分悪いやつですかね笑)
結果はどうぞお楽しみにしていてください。
それでは、今日はこのへんで失礼いたします。