2月20日日曜日の診察時間です。静岡市清水区の動物病院、みなとまちアニマルクリニックです。
こんばんは。大山です。
2月20日 日曜日の診察時間です。
午前中は 9時30分 から 12時 まで
午後は 14時 から 18時 まで(受付は診察終了30分前まで)となります。
よろしくお願いいたします。
来月3月の5日に奈良県から一人の獣医師の先生が静岡に遊びに来てくださいます。
彼は、僕が奈良で働き始めた年に
同じく奈良県にある別の動物病院で新卒の獣医師として働き始めた同期みたいな仲間の一人です。
奈良県には当時NACSという団体がありまして
その団体に入っている奈良県内の動物病院に就職した新卒一年目の先生は
新人研修として、奈良県内のいくつかの動物病院を見学させてもらったり
それぞれの院長先生達に新卒一年目として知っておくべき
知識や技術を学ぶことのできるシステムがありました。
なので病院は違うのですが、同期の仲間みたいな絆が生まれ
会って話せる頻度はそんなに多くはなかったですが
新人時代の色々と辛いことを励まし合ったりしたのを覚えています。
僕が奈良を離れて静岡に来る少し前にも
一緒に飲みに行ける機会があって
これからの将来どうしていきたいみたいな話をしていたのです。
そんな彼からちょうど1年前ぐらいに連絡を取る機会がありまして
近況報告と、何なら静岡市の動物医療発展のために手伝ってもらえないだろうか?
という打診をしてみました。
同じ時期には、大学の同輩や後輩に色々と連絡取ってみたり
直接知らない大学の研修医の先生に手紙書いてみたりやっていたものの
誰一人として静岡という土地に来ることを検討すらしてくれなかったのですが
彼はきちんと僕と望月の話に耳を傾けてくれて
できれば静岡に一度遊びに来たいと言ってくれました。
ただ、新型コロナウイルス感染症がどうなるかもわからなかったため
なかなか実現せず、お互いにそんなに時間もないため連絡もあまり取っていませんでした。
そこで、つい先日改めて連絡をしてみたところ
なんと彼の方から、こっちに来る予定を調整していた旨の連絡を受けました。
というわけで、来月の5日に奥様を連れて病院に遊びに来てくださるそうです。
で、本当はこの遊びに来てくれるタイミングで
本気のプレゼンを行い、めちゃくちゃ勧誘すべきなんだとは思います。
当院が大きく成長していき
静岡市の現状を変えていくためには、優秀な人材を集めていくことは必要不可欠です。
僕たちが導入を考えている80列マルチスライスCTをすでに導入していたり
腹腔鏡、血液透析、白内障手術などのありとあらゆる動物医療の最先端を走ろうとしている
大きな動物病院で新卒の頃から今もなおずっと勤務している彼みたいな人材が必要だと思っています。
ただ、彼にとって縁もゆかりもないような静岡に来て働いていただくことは
あまりメリットがないのかもしれません。
得られるのは、『より多くの人に良い動物医療を届けられる』ということと
大きな動物病院を一から作り上げていくこと経験を得られるということぐらいなように思います。
しかもそれにはそれ相応のリスクも付き纏うわけでして
現状、安定を目指すのであれば今の動物病院で働き続ける方が良いんじゃないかと思うんです。
望月と言っていたのは
モンキー・D・ルフィがまだグランドラインに入っていないような段階で
あなたは麦わら海賊団に入りますか?それとも白ひげ海賊団に入りますか?
と聞かれているようなもんじゃないかと。
そういった場面で、家族も巻き込んで麦わら海賊団に入ります、と言う人が
果たしてどのくらいいるのでしょうか。
(いつも例えがワンピースですみません。)
ここで、本当に静岡市の動物医療のことだけを考えるのであれば
詐欺師にでも鬼にでもなって、彼を勧誘すべきなのでしょう。
ただ、今の僕はそこまで悪魔的な存在になれないのです。
もちろん、彼にとっても大きなメリットが得られる可能性も十分に秘めているのですが
今はまだ絵空事なわけでありまして
現時点では多少のリスクを伴う可能性があるようなことに
一人の人間とその家族を無理やりにでも巻き込むという決断ができないわけです。
弱いですね。
なかなか強い人間にはなれません。
結論、彼には色々と正直に話そうと思います。
その上で検討していただこうかと考えております。
本日のブログは少し長くなってしまいすみません。
人材の確保って本当に難しい問題ですね。
何か良いアイデアやご意見などありましたら教えてください。お願いします。
それでは、今日はこの辺で失礼いたします。