検査の意義
25日の水曜日の夜は福間先生による
がんの基礎知識セミナーです。
内容は主に猫さんのものとなっております。
よろしければご参加ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeFnDEO6TzxzLtoB_T04CBgDGjYzuW5DpMkx1tVZuLEMTq4oQ/viewform
で、次が健康診断をテーマにしたセミナーを僕がやることになっておりますので
今日はそれをどういった構成にしようかなと
下書きがわりに書いていきたいなと思います。
検査というものは
感度と特異度という概念がありまして
陽性のものを陽性と判定できる確率を感度。
陰性のものを陰性と判定できるものを特異度と言います。
これだけだとよくわからないかなと思うので
セミナーの中ではもう少し詳しく話そうかと思うのですが
健康診断にはこういう検査が向いています、という方向で話す予定です。
あとは検査の対象ですね。
誰を対象として行なう検査かによって
検査の意味というものは解釈が変わってきます。
先日書いた甲状腺機能低下症の診断に用いる甲状腺ホルモン検査に関しては
基本的に『症状のある犬さん』を対象とする検査です。
症状のない子を対象とすべきではないわけですね。
消化器疾患や消化器症状のない子に対する血中のリパーゼの検査なんかもそうかもしれません。
何の症状もないのにリパーゼが高いという理由だけで膵炎と診断され
よくわからないまま低脂肪食を処方し続けられてしまう
そういうことは日常茶飯事なわけですが
検査対象を誤った検査の例かもしれません。
どんな検査もそうですが
何かしらの検査をやった後の結果を受けて
何もアクションが変わらないのであれば
その検査をする意味はないんじゃないかと僕は思います。
病気の診断でもそうですし
治療中の経過を見るために
検査の結果、このままの治療で継続で良いのか
副作用が出てきているから薬を減らすのか
そういう判断をするのが検査だと思います。
健康診断もおんなじですね。
陽性の患者さんを引っ掛けてくることができない検査は健康診断として不適切だと思いますし
病気を見落とすようなエコー技術しかない獣医師の実施するエコー検査は健康診断には不向きです。
血液検査の項目や尿検査を実施するかどうか、なんかも
その後に何かしらのリアクションを取るかどうかによって
検査の意味が変わると僕は思います。
そういう話も含め
わんちゃん・ねこちゃんの健康診断について
ご家族様の考え方に少し変化をもたらせるようなセミナーにしたいなって思っています。
よろしくお願いいたします。
それでは。