獣医の賞味期限
スポーツ選手の全盛期って
その種目によってそれぞれだと思うんですけど
獣医師が1人のプレーヤーとして
診察や手術、検査などをこなしていくとなった時に
最も良いパフォーマンスを出せるのって
30代前半ぐらいまでだったりするのかなって思うことがあったりします。
もちろん経験値がものを言うような
特殊な技術が必要とされる手術や診療スキルとなると
ピークは40代以上となるのかもしれませんが
一般的な動物病院に所属する1人の獣医師の総合的なパフォーマンスとして考えると
体力的な問題もあったりで
臨床家としての賞味期限は長くても30代後半までだったりするのかな、とか考えたりしています。
いや、もちろん50代でもバリバリ働いている獣医さんがいらっしゃるのは存じておりますし
できる人は年齢とか関係なくいけるんだろうなって思いますが
自分に当てはめて考えると
10年前とかは1週間ほぼ寝ないで働くこともできたように記憶しておりますが
今では3日ぐらいが限界な気がしております。
どうしてもその後不調になり、回復までに時間を要するんですよね。
あとは、大学の同級生でも亡くなった人が出てきたり
色んなところで獣医さんが突然死したみたいな話を聞いていると
診察業務を続けていくためにも
無理し過ぎるのは良くないのかなあと思ったり。
ただ、無理しないと20代の頃のパフォーマンスを出せないとは思うんですよね。
じゃあ、獣医は30代で賞味期限が切れて終わるのかって言ったら
そうではないと思うんです。
診察の中での話し方・説明の仕方だったりは
経験年数によって変わってくる部分だったりもすると思いますし
珍しい症例に対する咄嗟の思いつきみたいなのも
やはり経験値によって差が出てくる部分だと思います。
患者さんに与える安心感であったり
後輩の獣医さんたちや看護師さんたちに教えていく能力や
医療チームを回すマネージメント能力なんかは
30代以降も向上し続けることはできるんじゃないかなって思っています。
要は、年齢層によって
組織の中で求められているポジションが変わってくるんじゃないかって話ですよね。
いや、まあそんなこと当たり前の話ですし
動物病院に限らず、どんな会社で働いていても
昇進したり部署移動があったりで、求められる能力は変化してくるものだと思います。
他の作業をしながらブログを書いていると
結局何を書きたかったのかわからなくなってきましたね。すみません。
とりあえず僕は自分自身の獣医としての賞味期限が切れないように頑張りたくてですね。
日々勉強を続けることで新しい知見・情報を収集することはもちろんそうですし
日々の診察の中で目の前の動物に一生懸命向き合うのもそうなのですが
そこらへんは自分たちよりも下の先生にはだんだん敵わなくなってくるのかな、とも思ったり
今と同じことを続けていても
だんだんと世の中から必要とされない老害へと進化していくんじゃないかなとか考えたり。
できるだけそうならないように
自分の価値を一定以上に保つために
他の人とは違うことをしようという一つの取り組みが
このブログを書き続けることであったり
ご家族様向けのセミナーであったり
オンライン相談であったり
動物医療過誤と戦ったり
そんな感じなんだと思います。
賞味期限の切れない獣医でありたいもんです。
それでは今日はこのへんで。
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