猫さん情報
猫さんの肥大型心筋症にミオシン阻害薬
2月12日は猫さんの心筋症セミナーをやります。
さっきやっとスライドができましたが
情報過多で僕の独りよがりにならないかが物凄く不安であるものの
終わった後に、参加して良かったなと言ってもらえるに頑張りたいと思います。
よろしければご参加ください。
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で、こちらの論文は
肥大型心筋症(HCM)の猫さんに対してミオシン阻害薬を使用したら
過剰収縮を抑えられ、左室流出路閉塞が改善することを示してくれています。
木曜日のセミナーの中では
先日ブログでも登場したラパマイシン(シロリムス)の話や
心臓病の療法食については触れる予定ですが
こちらのミオシン阻害薬についての話題は触れない予定にしています。
肥大型心筋症の一つの病態として
心筋の過剰収縮が一次性の異常であると考えられているということもあり
そこを治療ポイントとする考え方はすごく自然な流れなのかなと思います。
人医療分野においても
マバカムテンやアフィカムテンといったミオシン阻害薬が
肥大型心筋症の新しい治療薬として登場しています。
猫さんの肥大型心筋症においては
昨年、Felycin-CA1というラパマイシン製剤が
無徴候の肥大型心筋症の猫さんの治療薬として
アメリカで条件付き承認されましたが
それとは全く別の機序の薬剤となります。
人の肥大型心筋症の治療薬であるマバカムテンの薬価は
1カプセル7200円ぐらいみたいなので
かかる費用はえげつないですが
猫さんの肥大型心筋症の治療薬としてミオシン阻害薬が登場すれば
ラパマイシンと合わせて
肥大型心筋症の予後を変える可能性のある新しい治療選択肢と言えそうですね。
それでは今日はこのへんで。