コカコーラで猫さんの毛球による腸閉塞を解除する
先にご連絡です。
明日は祝日になりますので
午後の診察は17時半が最終受付になるのですが
なぜかgoogleの情報を変えられないので、ここに書いておきます。
お時間にはご注意ください。
ここから本題に。
ご存知の方も多い症例報告なんでしょうか。
恥ずかしながら僕自身は知らなかったので
こういう面白い試みもあるもんなんだなあ、という情報共有です。

猫さんは毛球が腸閉塞の原因になったりもするわけですけれども
基本的に、内視鏡を使って鉗子とかで除去が難しいやつに関しては
外科的に異物を摘出する方法が一般的かと思います。
この文献は1例報告の症例報告にはなってしまいますが
面白い報告かと思います。
ざっくり説明すると
毛球が原因と思われる腸閉塞症状を示す猫さんに対して
内視鏡による摘出を試みたものの
どうしても取り切ることができずに、どうしよう?となりました。
本来であれば外科的な対応をとるべき状況かなとは思いますが
ご家族がどうしても外科的な処置を希望されなかったため
この先生たちは、人間の医療でも用いられることがあるコカコーラを利用したわけです。
結果として、内視鏡を介して注入されたコカコーラによって閉塞は解除され
猫さんは救われました、というお話です。すごいですよね。
コカコーラのpHが2.6と
まあまあな酸性の液体で毛を溶かしたり
炭酸によって毛球の繊維をほぐす効果があったのではないかと考察されていますが
なかなか斬新なアイデアですよね。
間違っても、猫さんにコーラを飲ませることのないようにご注意くださいね。
これは内視鏡で直接空腸に入れている症例報告です。
この報告だけで、コカコーラが絶対活用できますよ、とはならないとは思いますが
それでも、こういった臨床家の試験的な治療は
時には動物の命を救うことに繋がることもあるわけです。
勉強になりますね。
それでは!
あ、今週の木曜日の夜がセミナーなので、よければご参加ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdn4BJVnRLweFHjJ9mnHB3c3l35G9XsI0zJz0n9rDSdMccESg/viewform