明けましておめでとうございます。
1月1日
お休みをいただいて申し訳ありません。
本日は、奈良の実家に顔を出しました。
祖父と父にひ孫・孫の顔を見せるのが目的だったりします。
父方・母方ともに
祖父母は3人がすでに亡くなっておりまして
残されたのは今日会いに行った父方の祖父のみになります。
今年の3月で97歳になる祖父です。
一昨年には新型コロナに感染し
重症者として入院治療を受け、無事に生存退院ののち今に至るわけです。
将棋が結構強くて
先日の何かよくわからない将棋の大会でも準優勝したらしいですが
いくら今でも60手先まで読めるからと言っても
年には勝てないみたいで
コロナに感染した後からは
胸水貯留や心不全症状もあるみたいです。
人間も100歳近くもなれば
いつ何が起こるかわからないという状況が正直ありまして
一年に一回会えるかどうかみたいな現状で
次に会えるかどうかわからないが故の
『頑張って生きとくわ』という別れの挨拶にもなるわけです。
命の尊さを再認識する度に
人は、1日1日を大切に生きようと思うわけですが
超高齢にもなると人間も、いつ何があるかわからないという点では
動物と近いんだろうなあと
しみじみと感じた正月の出来事でありました。
『生きている』ということは奇跡なんだと思います。
当たり前のように感じられる日常であっても
心臓の拍動があり
全身に血液を巡らせることで酸素を供給し
全身の細胞内のミトコンドリアの中でATPを産生することではじめて
命というものは維持されるわけです。
今年の一年も
この奇跡というものの有り難さを感じることのできる
そんな一年にしたいと思っています。
今年も精一杯頑張りたいと思います。
改めましてよろしくお願いいたします。
それでは、今日はこの辺で失礼いたします。