犬さん・猫さんの心臓病・腎臓病・麻酔・救急医療に力を入れている動物病院です。

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1月4日火曜日の診察時間です。人間食の給与について。静岡市清水区の動物病院、みなとまちアニマルクリニックです。

こんばんは。大山です。

1月4日火曜日の診察時間です。

午前中は 9時30分 から 12時 まで

午後は 17時 から 20時 まで(受付は診察終了30分前まで)となります。

よろしくお願いいたします。

本日で、年末年始の診察時間は終了しました。

明日からは通常の診察時間通りとなります。

なので、平日は夜20時まで診察しております。

改めまして、今年もよろしくお願いいたします。

今回の年末年始は、昨年と比較すると来院件数がそれなりに増えておりまして

病院の経営的には良いことなのかもしれませんが

予定をしていない時に病院に来ないといけなくなること自体はあまり喜ばしいことではないとは思うので

僕的には複雑な気持ちです。

多かった来院理由が、クリスマスや年末年始に何か美味しいものをもらってから始まった消化器症状です。

特に1月1日から今日までの3日間は

わんちゃんもねこちゃんも下痢の子が多かったです。

ここで、医学的見地から

人間が食べる食べ物を犬さん・猫さんに与えることはやめましょう、と言うのは簡単です。

おやつなんかも同じかもしれません。

いくら食べ慣れているものとはいえ、体調が悪い時に食べると、より悪化させる原因にもなりえます。

だから、極力与えないでください、と言うのが正しいのでしょうか。

そこは難しい問題だなと常々思っておりまして

ポテトチップスは子どもに与えた方がいいんですよ、というお医者様はおそらくいないと思うんです。

(探せばどこかにはいるんですかね?ごめんなさい。わかりません。)

それと同じで、獣医師という立場上、なかなか人間食やおやつに対して

全面的に賛成するということが難しいのです。

でも、あげたくなりますよね?

特に、誕生日とか何かのお祝い事とか行事の際には特別なものをあげたくならないですか?

かくいう自分自身もそういうものをあげたくなるタチでして

実際に自分の犬には与えておりました。

健康的に暮らすことだけが、わんちゃん・ねこちゃんとの生活ではないですもんね。

って、お前が言うなよ、と言われれば本当にその通りです。

ただ、できれば知っといていただきたいこととして

人間食やおやつを犬さん・猫さんに与えるということは

その後、体調を崩す可能性があるんだよ、ということです。

もちろん、すべての食材がダメというわけではないですし

みんながみんな体調を崩すわけではありませんし、むしろ調子が悪くなるのは少数派だと思います。

実際に

難治性の消化器疾患などに対してササミやジャガイモを使う治療もありますし

腎臓病末期のコントロールのために致し方なくホームメイド食を検討することもあります。

絶対にあげてはいけない、ということではありません。

ですが

クリスマスの日にステーキを一口だけもらったわんちゃんが急性膵炎を発症し

二日後に亡くなった事例もあります。

同じく、メロンを少しもらって急性膵炎を発症した犬さんもおりました。

玉ねぎが入っていたカレーを少しもらって、輸血寸前まで貧血になったわんちゃんもいれば

ぶどうを食べて急性腎障害となり、その後慢性腎臓病になってしまったわんちゃんもおります。

そういうことがあるんだな、ということを知っておいてほしいのです。

ここに挙げた事例が全部わんちゃんだから、猫はあげても大丈夫、とかそういうわけではないですよ。

ねこちゃんはわんちゃんと比較すると

人の食べ物を欲しがらないケースが多いため、事例が少ないのかもしれません。

ですが、玉ねぎなどによるいわゆるネギ中毒の症状は、犬さんよりも猫さんの方が激しく出ることが多いです。

なので、今回の僕的な結論は

人間食やおやつを与えるか与えないかは、飼い主様の自由だと思うので

明らかな中毒物質と知られているようなもの以外は、絶対に与えてはいけない、とは言えない。

けど、何かあるかもしれないよ、ということは知っておいてほしい、ということです。

もし与えるのであれば

他の外的なストレス要因(気温・天気の変化、トリミング、ホテルでの預かり、知らない来客があるなど)がない

比較的何も無い日に与えるのが良いのかなと思います。

人間も、普段、牡蠣とかにはあたらないのに、体調が悪い時に食べるとお腹の調子を崩すことがありますよね?

それと同じだと思います。

あと、もし、わんちゃんやねこちゃんが、嘔吐や下痢をしてしまい

食欲も落ちて、普段の元気がないのであれば

様子を見るようなことはせず、早めに動物病院に行っていただく方が良いのかなと思います。

もちろん、食欲・元気もあって、便が少しゆるいだけ、とかなら

様子を見て勝手に治ることもあるのかもしれませんが

先ほど名前が出てきた急性膵炎なんかは、命を脅かす疾患です。

早め早めの対処が必要な緊急疾患の一つに入ってくるかもしれません。

望月がアメブロに書いていた、やたら膵炎と診断される傾向にある、みたいな風潮は確かにあります。

そもそも血液検査だけで膵炎が診断できるわけがないやん!とか思うわけでありますが

それはまた別の機会にこのブログでも書きたいと思います。

とにかく、言いたいことは

本当の急性膵炎だったら入院治療を検討しないと危険な疾患であり

早期の適切な加療により救命率は変わってくるものと思われます。

様子を見て良いかどうか悩む時は、動物病院にひとまず連れて行く方が良いと思います。

なんだかんだ長々と書きましたが

今日はこのぐらいで失礼いたします。

繰り返しになりますが、明日からは通常診察に戻ります。

よろしくお願いいたします。

それでは!

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