当院案内

CLINIC

検査・治療機器

  • 麻酔器・人工呼吸器

    動物医療には欠かすことのできない麻酔器・人工呼吸器です。
    犬さん・猫さん達は、人間のように「じっとする」ということがなかなかできません。痛みを伴う処置や外科手術などに際しては、全身麻酔が必須になる場面も数多くあります。安全な全身麻酔を提供するためにも麻酔器や人工呼吸器といった機器は非常に重要な役割を担っております。
    また、最近の動物医療においては重症肺炎、肺水腫症例などの重症呼吸器疾患の一つの治療法の選択肢として、人工呼吸管理という管理方法も実施される機会が増えております。
    その際にも人工呼吸器は大活躍してくれる機器の一つです。

  • 消化管内視鏡

    医療分野でいうところの、いわゆる「胃カメラ」です。
    口腔内、食道内、胃、小腸、大腸など消化管構造を観察できると同時に、消化管組織の採材・病理検査を行うことができます。
    炎症性腸疾患や消化管型リンパ腫、リンパ管拡張症などの診断に欠かせない検査機器です。
    また、食道狭窄症例に対するバルーン拡張術や食事を取ることができない症例に対する胃瘻チューブの設置消化管内異物の摘出など活躍の場面は多岐に渡ります。

  • 血球計算機 Procyte One

    赤血球数・白血球数・血小板数など、全血球計算を行うことができます。
    貧血の有無、脱水の有無、炎症反応や感染症など使用する目的は多岐に渡ります。健康診断としての検査としても有用です。

  • 血液生化学検査機器

    院内での血液検査における主力機器になります。
    一般的な健康診断における血液検査から腎臓病・肝臓病に対するスクリーニング検査や、体内電解質バランスの確認やCRPなどの急性炎症性タンパクの検出など、使用目的は多岐に渡ります。
    犬さん・猫さんは人間と比較すると歳を重ねるスピードが早いのが特徴です。
    定期的な健康診断による病気の早期発見・早期治療介入のためにも、血液検査機器は無くてはならない検査機器です。

  • 血液生化学検査機器 Catalyst One

    一般的な生化学検査項目に加えて、SDMA、フルクトサミン、甲状腺ホルモンなどの特殊検査も院内で実施することが可能になります。
    加えて、UPCなどの尿検査項目にも使用することができ、院内検査の範囲が大幅に広がります。

  • ホルモン関連検査機器

    犬さんの副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)や甲状腺機能低下症、猫さんの甲状腺機能亢進症の診断などにホルモン測定検査は欠かせません。
    以前は、外注検査による検査が一般的ではありましたが、院内で測定が可能になり、より迅速に飼い主様に結果をお伝えすることができるようになりました。内分泌疾患の早期発見・早期治療介入に繋がる検査機器です。

  • 動物用DRレントゲンシステム

    最新式のデジタルレントゲンシステムです。
    従来のCRレントゲンシステムよりも高速での撮影が可能で動物への負担を最小限にすることができます。
    また、描出されるレントゲン画像の画質も、以前のものよりも数段良くなりました。

  • 生体情報モニター

    心拍数、SpO2、血圧、EtCO2、呼吸数、イソフルラン濃度などをモニタリングし続けることができる機械です。
    全身麻酔中の犬さん・猫さんの全身状態の把握、人工呼吸管理中の犬さん・猫さんの状態把握、重症症例に対する、各項目のモニタリングなど、重篤な犬さん・猫さんの治療には欠かせない機器です。

  • 動物用歯科用レントゲンシステム

    犬さん・猫さんの歯科処置を行うにあたり、術前の歯の状態の評価や抜歯後の口腔内の状態など、動物の歯科診療にあたり多くの場面で活躍してくれる歯科用のレントゲン装置です。
    今までよりもさらに質の高い歯科診療を可能にしてくれます。

  • 動物用デンタルユニット

    犬さん・猫さんの歯科治療のための複合ユニットです。
    猫さんの歯周病治療に対する全臼歯抜歯や全顎抜歯、犬さんの根尖膿瘍など抜歯が必要となる歯科疾患の治療には、なくてはならない治療ツールです。
    当院の歯科治療は原則、全身麻酔でのみ治療を行います。高齢動物の全身麻酔に対する不安の声も数多く聞こえますが、その点をカバーするために、当院は、麻酔・疼痛管理にも力を入れて取り組んでおります。
    デンタルユニットを用いた、きちんとした歯科治療と、徹底した麻酔・疼痛管理による、安全な歯科治療の両方を、犬さん・猫さんに提供できればと考えております。