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マロピタット

マロピタントという制吐剤があります。

注射薬、錠剤ともに動物用医薬品として製品化されており

非常に使いやすい制吐剤として

ほとんどの動物病院で採用されている薬剤だと思います。

抗がん剤使用時の制吐剤としても使用できるぐらい

嘔吐を止めてくれる作用は優秀であり

安全性も比較的高い印象のある薬剤なので

使用場面も多いのですが

個人的な唯一の使用を躊躇してしまう場面が

注射する時の痛みなんですね。

その注射時の痛みがなければ、めっちゃ良いのになあと皆んなが考えるところに

昨日、マロピタントのジェネリックが発売されました↓

https://www.zenoaq.com/news/0002230.html

注射薬のところに記載があるように

無痛化剤が配合されているんですね。

しかもジェネリックの動物用医薬品なので

価格も先発品と比較すると抑えられており使用しやすくなっております。

これで効果も先発品と同等なのであれば

良いことしかないように思いますよね。

ジェネリック医薬品なので

定義上は、成分も効能も同じはずではあります。

が、しかし

そこは人間の医学領域でも言われるところだと思いますが

中には効果が先発品と比較して落ちるものが存在するということも事実だと思います。

なので新しい薬剤が登場した場合は

使用症例は慎重に判断しつつ

良いものなのであれば選択肢として取り入れたいわけです。

効果が同等なら先発薬を使用する必要性も低くなってきますしね。

ということで、早速さっき使用してみました。

注射した感じ、全然痛くなさそう・・・

確かに無痛化剤の効果はありそうです。

あとは、制吐剤としての作用が如何程かって感じでしょうか。

薬剤として良い選択肢になってくれると嬉しいですね。

それでは、今日はこの辺で失礼いたします。

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