みなとまちアニマルクリニック(清水区動物医療センター)は、心臓病・腎臓病・麻酔に力を入れている動物病院です。

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ダイアベティス

昨日、土曜日の診察件数は結構多かったせいもあって

午前の診察が終わったのが結局14時という有様でした。

それとは打って変わって今日曜日の15時過ぎですが

ブログを書いている余裕があります。

診察件数も昨日よりも全然少ない感じで

予約制ではないせいもあって

当日にならないと混雑状況はわからないですね。

https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t353/202309/581289.html

こちらのニュースは

糖尿病の呼称が変更されるかもしれないという話題です。

何に変わるかというと

糖尿病からダイアベティスという呼称になるのが第一候補だそうで。

糖尿病のことを医療関係の方はDMと言ったりしますが

このDMは糖尿病を英語で訳した時の『Diabetes mellitus』の省略したもので

このDiabetesの部分を呼称としましょう、といった感じの今回の話題です。

変更の主な理由は二つ。

一つは尿に糖が出るということが病態をきちんと表現できていないという点と

もう一つは、実際の糖尿病の患者さんに対して

『尿』という文字が呼称に入ってしまうことで

ネガティブなイメージがついてしまうという懸念があるという点です。

二つ目の理由については

動物医療従事者も考えないといけない問題かもしれませんね。

僕らの場合、実際に病気になるのは犬さん・猫さんなわけですが

その子たちの病名を呼ぶ際に嫌な気持ちをされているご家族様もいらっしゃるかもしれません。

そこらへんの精神的な配慮あってこその医療かとは思いますので

気をつけないといけないな、と考えさせられたニュースでありました。

医療というものは医療を提供する側のエゴだけでは成り立たないわけで

特に糖尿病の治療なんかはご家族の協力が絶対に必要になる疾患です。

そういう時にわんちゃん・猫ちゃんだけでなく

ご家族様への気遣いというものがあるか無いかで

治療成績が変わってくる可能性だってあると思います。

傾聴とかおもてなしの精神だったり

動物医療においても色々な場所で叫ばれているように感じますが

動物だけでなくてご家族様みんな含めてのケアを意識していく必要があるんだと思います。

それでは、今日はこの辺で失礼します。

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