みなとまちアニマルクリニック(清水区動物医療センター)は、心臓病・腎臓病・麻酔に力を入れている動物病院です。

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その熱は下げるべきか?

昨日、望月がアメブロの方に

僕が熱を出したことを書いたせいで、今日の診察ではご心配のお声をいただくわけですが

一昨日の夜中に出た熱も、昨日の午後には下がっておりましたのでもう大丈夫かと思われます。

ご心配おかけしすみません。

ロキソニンはやっぱり良い薬です。はい。

発熱というものはそもそも生体防御反応の一つであるため

そんなに簡単に熱は下げていいはずはありません。

実際、こちらの雑誌の『体温の生理学』の項の中でも

解熱療法が,医療従事者の手間や診療コストを 増やす問題も考慮すると

感染非感染にかかわら ず ICU の重症患者において

解熱療法を積極的 に行うことの妥当性は蘇生後の遷延性意識障害患者を除いて明らかでない

とするのが現時点での常識的な考えであろう 。

と結論づけて書かれてあったりします。

あくまでもこれは重症なICU患者さんの話ではありますが

人間だと41℃とか過度な発熱などによる中枢神経の障害などを防ぐなどの

明らかな解熱によるメリッットがない限りは、あまり推奨されない感じです。

結論、冒頭のロキソニンによる積極的解熱はあまり良い方法ではありません。

ただ、診察をするのは僕の仕事なので

ロキソニンを飲んで熱を下げることで診察業務ができるのであれば

それはそれでメリットがあると考えていおりますし

自分の体のことなんで良いんじゃないかと思うんですね。

決して推奨しているわけではありませんので、ご注意ください。

動物の場合、犬さんでも猫さんでも

発熱を認める場合に、ロキソニンなどのNSAIDs(非ステロイド系の消炎鎮痛剤)を使用することは

一般的ではありません。

原因追求はもちろんですが、細菌感染であれば抗菌薬

免疫介在性疾患であればステロイドや免疫抑制剤などが適応になるかと思います。

あとは、腫瘍による発熱などが一般的でしょうか。

いずれにしても、ロキソニンの仲間を痛み止めとして使用することはあっても

解熱のために使用することはあまりないと思われます。

やっぱり、動物も無闇矢鱈に熱を下げにいくというのはあまり良くないということですね。

大事なのは治療に意味を持って熱を下げていくことだと思います。

うーん、と

本日紹介先の病院さんでの手術がどうなったか気になって

ずっとそわそわしていて

何を書きたいかわからなくなってきましたので

そろそろお終いにしたいと思います。

すみませんが、今日はこのへんで失礼いたします。

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