みなとまちアニマルクリニック(清水区動物医療センター)は、心臓病・腎臓病・麻酔に力を入れている動物病院です。

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8月22日月曜日の診察時間です。

こんにちは。大山です。

8月22日 月曜日の診察時間です。

午前中は 9時30分 から 12時 まで

午後は 17時 から 20時 まで(受付は診察終了30分前まで)となります。

よろしくお願いいたします。

以下、医学領域での話です。

慢性腎臓病(CKD)が進行していくと

血液中のリンの排泄低下により

高リン血症や二次性副甲状腺機能亢進症などの所見を呈します。

これらは腎性骨症を引き起こすだけでなく

血管の石灰化などの軟部組織の石灰化を生じさせ

最終的に骨折や心血管イベント、さらには生命予後の悪化へとつながるとされています。

これら一連のCKDに伴う骨ミネラル代謝異常のことを

CKD-MBDという概念で捉えるようになったのが2006年のことだそうです。

日本でも

日本CKD-MBD学会というものが2017年に発足されたそうでして↓

http://ckdmbd.jp//

色々と本病態に対する治療戦略が練られております。

このCKD-MBDという病態には様々な因子が関わっておりまして

血中リン濃度、副甲状腺ホルモン(PTH)、血中カルシウム濃度、活性型ビタミンD、FGF23などがその代表選手たちです。

人医療の方では

これらをきちんとモニタリングしながらCKDに対する治療戦略を立てていくようなのですが

動物医療ではまだまだそこまで到達できていないのが現状かと思われます。

特に血中リン濃度を抑えるための治療戦略として

消化管からのリンの吸収を抑える新たな薬剤が登場したりと

医療分野においても、比較的新しい情報が出てきている分野かと思います。

これをどこまで動物医療に応用できるのかは現時点ではわかりませんが

血中リン濃度のコントロールに関しては

犬さん・猫さんの慢性腎臓病においても、重要な管理ポイントの一つです。

獣医療において、血液中のリン濃度上昇を防ぐ手段としては

食事療法とリン吸着剤の使用がありますが

食事療法はどうしてもタンパク制限がかかり過ぎてしまう危険がありますし

リン吸着剤の効果も十分でないことも多いです。

そこに新たな手段として、消化管からのリンの吸収をブロックするような薬剤が登場すれば

CKDに罹患している犬さん・猫さんの予後の改善にも一役買ってくれるかもしれません。

これからの動向に要注目かと思われます。

今日の夜の輪読会はのテーマはそんなCKD-MBDについての討論についてです。

CKDの管理方法に関しては

動物病院毎の差異もあるかと思いますので

みんなで話し合う中で、何か新たな気づきなどがあれば嬉しいですね。

それでは、今日はこのへんで失礼いたします。

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