みなとまちアニマルクリニック(清水区動物医療センター)は、心臓病・腎臓病・麻酔に力を入れている動物病院です。

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6月16日木曜日の診察時間です。心臓病・腎臓病でお悩みの方、いつでもご相談ください。静岡市清水区の動物病院、みなとまちアニマルクリニックです。

こんばんは。大山です。

6月16日 木曜日の診察時間です。

午前中は 9時30分 から 12時 まで

午後は 17時 から 20時 まで(受付は診察終了30分前まで)となります。

よろしくお願いいたします。

心腎連関という言葉があります。

連関とは、両者がお互いに影響し合うことを意味するそうですが

文字通り、心臓と腎臓という二つの臓器には密接な関係性があります。

心臓が悪くなると

一般的には心臓から送り出される血液量(以下、心拍出量と書きます)が低下していく傾向になります。

犬さんに代表される僧帽弁閉鎖不全症では

左心房と左心室を隔てている僧帽弁が上手く閉鎖ができないために

左心室から全身へと拍出されるはずの血液の一部が左心房へと逆流してしまいます。

結果的に、心拍出量の低下をきたす可能性があります。

また、猫ちゃんに代表される肥大型心筋症などの病気の本態は拡張障害と呼ばれます。

心室が拡がれなくなってしまい、血液をうまく引き込むことができないので

心房に血液が溜まってしまい、肺水腫や胸水貯留を引き起こしますが

結果的に、心臓からの拍出量が低下することもあります。

心臓からの拍出量が低下すると

全身に送り出される血液量も減少します。

全身に送られる血液量の20%ぐらいは腎臓へと流れるので

当然、腎臓への血液量も低下する可能性があります。

最終的に腎血流量の低下は腎臓の機能低下、腎臓病へと発展する可能性があります。

逆に、慢性腎臓病に代表される腎臓疾患においては

腎性高血圧という病態があります。

簡単に言うと、腎臓が悪くなることで身体が調節しようとした結果、血圧が上がるような病態です。

高血圧になると、もちろん心臓にも負担がかかります。

血圧が高いところに血液を送るのと、血圧が低いところに血液を送るのでは

心臓にかかる負担が違います。

ざっくり言うと、こういうのを心臓の後負荷と呼びますが

高血圧になり後負荷が上がることは心臓には良くありません。

もちろんこれだけではないですが

こういう風な形で、心臓と腎臓は関係性が深い臓器同士になります。

心臓病の治療の際には、腎臓のことを考えないといけませんし

腎臓病の治療の際も心臓のことを考慮に入れないといけません。

当院は、循環器疾患・腎泌尿器疾患の診断と治療に力を入れております。

心臓病・腎臓病でお悩みの方などいらっしゃいましたら、ぜひ一度病院までお立ち寄りください。

それでは、これで本日は失礼いたします。

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