みなとまちアニマルクリニック(清水区動物医療センター)は、心臓病・腎臓病・麻酔に力を入れている動物病院です。

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6月1日の診察時間です。猫の嘔吐について。静岡市清水区の動物病院、みなとまちアニマルクリニックです。

こんばんは。大山です。

6月1日 水曜日の診察時間です。

午前中は 9時30分 から 12時 まで

午後は 17時 から 20時 まで(受付は診察終了30分前まで)となります。

よろしくお願いいたします。

今日は、先日書いていた『猫の嘔吐セミナー』の内容の中で

飼い主様にとっても知っておいていただくといいかも、という内容を

自分自身の復習の意味も込めて書いていきたいと思います。

猫ちゃんは、そもそもが吐きやすい動物です。

それは胃がもともと小さい動物であること

毛繕いという行動的な習性があることなどが原因とされております。

そうした時に、正常範囲内の嘔吐なのか?異常な嘔吐なのか?

区別ってなかなかつかないですよね?

もっと言えば、どのタイミングで動物病院を受診すべきなのか?というのは

ご家族にとっては悩むポイントの一つかと思います。

あくまで、今回のセミナーの中での話になりますが

嘔吐の回数が週に一回未満(毛玉も含む)

食後すぐの一回のみの嘔吐

食欲・体重などに異常がない場合

これらの場合は、正常と考えて経過観察しても良いのではないかということでした。

じゃあ、逆にどういう時だったら病院で検査をした方が良いのかということですが。

週一回以上吐く(毛玉も含む)

1日に何回も吐く

吐物に血液が混じる

下痢や体重減少、食欲低下などの他の症状を伴う場合

これらに当てはまる場合にはスクリーニング検査をした方が良いという話でした。

もちろん、全てが当てはまるわけではありませんが

検査するしないはともかく、動物病院に来院するかどうかの目安にしても良いかもしれません。

そうやって来院した猫さんは

全身状態が悪い状態を除いては

多くの場合、対症療法というようないわゆる嘔吐に対する治療をまずは実施し

改善があるのか、ないのかを判断していく形になるかと思います。

ここで、対症療法への反応性が良好であり

治療終了後も嘔吐を認めない子に関しては

重度な疾患が原因であることは少ないと思われます。

反対に、嘔吐の症状が再発する子や

薬を飲んでいる間はよかったけど

やめた途端にまた嘔吐を繰り返している子

嘔吐の症状が慢性的になりつつある子に関しては

いつまでも薬で粘ることなく、次の診断ステップへと進むべきだと思います。

慢性の嘔吐や下痢を示す猫ちゃんで

血液検査やレントゲン・超音波検査で異常のない子で

比較的状態が良い子に関しては

まずは食事療法(低アレルゲン食)を試してみるのが良いという論文が2020年に出ています。

特に6歳以下の若齢の場合は反応性は良いみたいです。

内視鏡検査に進んだり、ステロイドを試してみる前に

一度低アレルゲン食を試してみるのはありなのだと思います。

食事反応性腸症が慢性的な消化器症状を示す猫ちゃんの中には意外に多いよということですね。

食事を変更してみても改善がない場合は

消化管の内視鏡検査に進むというステップになるかと思います。

そこできっちり消化管の組織を採材し、診断をつけにいくという流れになります。

猫ちゃんが消化器症状を示す場合のおおまかな流れはこんな感じでしょうか。

ほとんどの猫さんは対症療法で改善することが多いので

内視鏡検査まで進むことはそれほど多くはないかとは思いますが

当院の診断手順も上記のようなステップを踏みながら進めていきます。

もちろん、重症例ではそんな悠長なことを言ってられないこともありますが

そこはきちんとした問診・身体検査などで見極めていく形になります。

今回のブログは、猫ちゃんのご家族の参考に少しはなりましたでしょうか。

特に慢性的に吐き続けている猫ちゃんや

以前よりも吐く頻度が増えてきた

食欲の低下や体重減少を認める、などの症状を示している

猫ちゃんに関しては

早めの受診をお勧めいたします。

どうしたら良いかわからなければ、ぜひ病院までお越しください。

説明させていただきます。

それでは、今日はこのへんで失礼いたします。

そういえば、新しい動画がyoutubeにアップされています。

もっちーが麻酔について語ってくれています↓

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それでは!

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