みなとまちアニマルクリニック(清水区動物医療センター)は、心臓病・腎臓病・麻酔に力を入れている動物病院です。

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3月13日日曜日の診察時間です。心臓病・腎臓病の診断治療に力を入れております。静岡市清水区の動物病院、みなとまちアニマルクリニックです。

こんばんは。大山です。

3月13日 日曜日の診察時間です。

午前中は 9時30分 から 12時 まで

午後は 14時 から 18時 まで(受付は診察終了30分前まで)となります。

よろしくお願いいたします。

雑誌CLINIC NOTEの今月号の特集は『人気犬種における好発疾患の標準診療』です

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アニコム損保の調べによる人気犬種Top5のそれぞれの好発疾患について特集した内容となっております。

皆様は人気犬種を上から順番に5犬種挙げることができますか?

ここに出てくるデータはあくまでペット保険に加入しているわんちゃんが母集団なので

多少のバイアスはかかってしまうかもしれませんが

ある程度は、日本におけるわんちゃんの飼育事情を反映しているものと思われます。

というわけで、今日はこのトップ5を述べていきます。

一位は皆様ご存知かもしれません。

2015年から13年連続で一位を獲得し続けている、トイプードルさんです。

なんと全犬種の20.6%を占めるそうで

全体の5分の1がトイプードルさんと言われれば

確かに病院に来院される割合もトイプードルさんはかなり多いように感じます。

トイプードルさんの好発疾患として、今回の雑誌には

外耳炎、膝蓋骨脱臼、レッグ・カルベ・ペルテス病が特集されております。

最後のレッグ・カルベ・ペルテス病はあまり聞きなれないかもしれませんが

当院でもここ一ヶ月で、なぜか二件重なりました。そんなに珍しくはない疾患です。

簡単に言うと、太ももの骨である大腿骨頭の血管壊死が生じてしまい

局所的な虚血とそれに伴う大腿骨頭と大腿骨頸部の変形を特徴とする疾患で

若齢の小型犬さんで、後ろ足の跛行として症状を呈することがおおいものになります。

次の第二位は、チワワさんです。

チワワさんは全体の14.4%。7分の1ぐらいがチワワさんということですね。

チワワさんの好発疾患としましては

水頭症と僧帽弁閉鎖不全症が挙げられております。

特に僧帽弁閉鎖不全症は、わんちゃんで最も多い循環器疾患(いわゆる心臓病)で

当院には多くの患者様が、本疾患で通院されております。

チワワさん、キャバリアさん、マルチーズさんなどがこの疾患の好発犬種とされております。

心臓内の左心房と左心室という部屋を区切っている僧帽弁という弁が

うまく閉まらなくなることにより起こる血液の逆流によって進行していく疾患です。

進行していくと、左心房が徐々に大きくなっていき

最終的には圧力もパンパンになってしまい、結果として肺水腫(肺に水が漏れてしまうイメージです)に陥ってしまいます。

中には急性断裂という、急激に病状が悪くなるパターンもありますが

ほとんどの場合は慢性経過を辿ります。

つまり、早期発見・早期治療を行うことで、予後を改善することができる疾患ということです。

通常は、身体検査時の聴診で発覚することがほとんどだと思いますので

ワクチン接種やフィラリア予防などなど何か別の目的で発見されることの多い疾患です。

こまめに病院に来ていただくことで、発見が早くなる可能性の高い疾患です。

3位はなんと、Mix犬だそうです。

最近、確かに増えてきていますもんね。

ちなみに上位1〜3位だけで、全体のおよそ半分を占めることになります。

Mix犬をさらにランキング形式にしていくと

マルプーさん、チワプーさん、チワックスさんの順番に多いそうです。

やはりここでもトイプードルさん・チワワさんの両者は強いですね。

第4位は、柴犬さんです。

日本犬保存協会の定める日本犬基準において存在する日本犬6犬種のうち

最も小さくて人気のあるのが、この柴犬さんです。

縄文時代から人間と共生されていたらしいです。

柴犬さんの好発疾患として挙げられているのは

犬アトピー性皮膚炎に代表される皮膚疾患です。

やはり皮膚の痒みについて悩んでいる柴犬さんは多いということですね。

第5位は、我らが(?)ダックスさんです。

僕がダックスさんを飼い始めた当初は人気犬種ランキングで1位だったのですが

2022年では5位になっちゃったんですね。

ただ、これはあくまで0歳のみの数の話でありまして

全年齢にすると3位になるというまだまだ人気犬種の一旦を担っていると僕は思っています笑

そんなダックスさんの好発疾患としては

椎間板ヘルニアと進行性網膜萎縮の2疾患が挙げられています。

こういった犬種さんごとの好発疾患というものは

わんちゃんの診察を行う上では、かなり重要な情報となってきます。

犬種・年齢・性別・症状だけで

疾患の鑑別疾患を挙げていくときの優先順位が変わってくることも多いのです。

『鑑別疾患を挙げる』ということについては、また別の機会にブログでも書きたいと思いますが

僕たちの仕事はこの鑑別を挙げていく行為の連続です。

どれだけきちんとした鑑別疾患を挙げられるかが

適切な検査・治療にいち早く辿り着けるかのポイントにもなってきます。

わんちゃんとその飼い主様の負担をできるだけ少なくするためにも

好発疾患を把握しておくことは非常に大事だということですね。

それでは、今日はこのへんで失礼いたします。

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